この記事ではヘルパーT細胞について詳しくまとめています。
特に以下の3つに焦点をあてて解説しています。
- ヘルパーT細胞について
- ヘルパーT細胞の役割
- ヘルパーT細胞の仲間達
などヘルパーT細胞について詳しくまとめていますので最後まで読んでいただけたら幸いです。
ヘルパーT細胞とは!?
\『はたらく細胞』第9話「胸腺細胞」放送まであと6時間/
今日のお話はキラーT細胞さんとヘルパーT細胞さんが主人公!いつも穏やかなヘルパーT細胞さん・・・。一体どうしたのでしょうか?本日24時から最速放送です!お楽しみに👏https://t.co/D7SnrChOI9 (宣伝担当)#はたらく細胞 pic.twitter.com/yROpm6ooUl— 『はたらく細胞』公式 (@hataraku_saibou) September 1, 2018
ヘルパーT細胞は、リンパ球の一種です。
外敵侵入の抗原提示を受け、的確に攻撃出来るよう、キラーT細胞やB細胞などへ指示を出す司令官。
キラーT細胞は、ヘルパーT細胞からの指示を受ける事で動員することができます。
メインで登場するキャラクターは、周りからヘルパーT指令と呼ばれていることが多いです。
肺炎球菌侵入時の司令を出す際には、クッキーの粉が頬に付いている事を制御性T細胞に指摘されるなど、抜けているシーンがあります。
しかし、胸腺学校時代は真面目な優等生であり、同期であるキラーT細胞(班長)を見下すような発言も多々存在しました。
胸腺学校卒業時には、ヘルパーT細胞にもキラーT細胞にもなれると言われる程優秀でした。
\『はたらく細胞』第9話「胸腺細胞」放送まであと2時間/
胸腺学校時代のキラーT細胞さんとヘルパーT細胞さんをお届け☺どこか面影がありますね👏最速放送は24時からです!お見逃しなく!https://t.co/D7SnrChOI9 (宣伝担当)#はたらく細胞 pic.twitter.com/xbBbZ2CVaa— 『はたらく細胞』公式 (@hataraku_saibou) September 1, 2018
胸腺学校時代は絵に描いたような真面目な性格をしていたにも関わらず、現在は仕事の合間によくティータイムを楽しんでおり、胸腺学校時代の同期であるキラーT細胞(班長)から「肩の力を抜いた方がいい」と言われた事が大きく影響しています。
見た目は階級章の付いたTシャツを着用しており、眼鏡をかけていることが特徴です。
ヘルパーT細胞の役割
マクロファージから異物の情報を受けとる
Macrophage (マクロファージ Makurofāji) / Monocyte (単球 Tankyū) pic.twitter.com/Jbhi7OgeJN
— Makrofag (@sugarrushie) December 7, 2018
ヘルパーT細胞は、外敵が侵入した際の抗原提示の情報を受け取り戦略を考えるが、この外敵の抗原情報を伝えるのがマクロファージです。
ヘルパーT細胞が最初に登場するのは肺炎球菌の回であるが、その回では誰から情報を受け取っているかのシーンは存在せず「肺炎球菌が血管内を逃走中との連絡が入りました」という場面しか存在しません。
#ss954 はたらく細胞のインフルエンザウイルス。細胞の頭についてるやつ pic.twitter.com/IW7X734Z1Z
— もりかわゆうき (@Yu_Mori) November 28, 2018
実際に情報が誰から伝達されているか分かるのはインフルエンザの回で、苦戦している白血球(好中球)1146番とナイーブT細胞の元へ登場したマクロファージが、インフルエンザウイルスの情報を確認した後、無線機のような物で通信をして樹状細胞と連絡を取り合い伝えています。
その後、すぐに樹状細胞はヘルパーT細胞に伝えることで、早い段階でキラーT細胞の動員が決定しています。
攻撃の戦略を決める
【ニュース】『はたらく細胞』第9話「胸腺細胞」の先行カット公開! キラーT細胞(CV:小野大輔)とヘルパーT細胞(CV:櫻井孝宏)、実は「胸… #はたらく細胞 #小野大輔 #櫻井孝宏 https://t.co/b4UimGkDs0 pic.twitter.com/9TjoEFHlw0
— アニメイトタイムズ公式 (@animatetimes) September 1, 2018
ヘルパーT細胞は、マクロファージが抗原の情報を取得すると、その情報を受け取る側に居り、寄せられた情報をもとに戦略を立てています。
この戦略でキラーT細胞の動員が決定されると、キラーT細胞は出動することが出来る為、互いに深い関係にあります。
メインで登場するヘルパーT細胞とキラーT細胞(班長)は胸腺学校時代の同期であり、訓練中に部下を投げ飛ばしヘルパーT細胞がティータイムを楽しんでいる所にぶつかってしまった際、周りのキラーT細胞達はとても焦っていました。
司令を出す側と受ける側の上司と部下なのではという心配をよそに言い合いを始めます。
《はたらく細胞》を見ていた人は理解出来る!つまりキラーT細胞の働きのリミッターであるPD-1を見つけ、リミッターを外すオプジーボ開発に繋げたので
研究成果を基にした「オプジーボ」、副作用少なく多くのがんに効果 ノーベル医学・生理学賞の本庶佑氏https://t.co/XlLjeg6jyR @Sankei_newsより pic.twitter.com/1OAFHQZNBH
— 藤原史 (@mecky0206) October 1, 2018
キラーT細胞を頑張ると決めた現キラーT細胞(班長)に、ヘルパーT細胞は司令を出す存在が必要だなと言いながらヘルパーTになることを決めています。
身体の大きな戦力であるキラーT細胞は、ヘルパーT細胞の指示が無いと出動出来ないため、外敵が侵入した際のヘルパーT細胞の戦略はとても重要なものであるといえますね。
ヘルパーT細胞がキラー細胞になる??
体内で一番怖いのは樹状細胞さん…?😳
『はたらく細胞』第9話感想 樹状細胞さんが嬉々として暴露!キラーT細胞&ヘルパーT細胞の黒歴史が明らかにhttps://t.co/zCDZw7CJqe pic.twitter.com/BR4urKQ9kf
スポンサーリンク — にじめん編集部 (@nijimen) September 3, 2018
普段から受け取った情報をもとに戦略を決めたりキラーT細胞の動員を決める立ち位置にいる関係上、あまり戦っているイメージはありません。
しかし、元はキラーT細胞と同じ胸腺学校で育ってきただけあり、戦闘も可能であると思われます。
ヘルパーT細胞がキラーT細胞になることはないと今までは言われてきたが、特定の条件を満たすとヘルパーT細胞もキラーT細胞に変化する事が出来ることが判明。
腸管内と場所は限定されてしまっているが、外敵を発見するとヘルパーT細胞もキラーT細胞に変化して、細菌を殺すことができると思われます。
ヘルパーT細胞の仲間
制御T細胞
今日はほぼ1日中寝ていました!
やはり、寝るというのは本当に必要なことで、食べると寝るさえあれば後はいらないなと思えてしまいます 笑
今回ははたらく細胞より、制御性T細胞ちゃんです♪(*≧ω≦*)
今日も1日お疲れ様でした!
おやすみなさい♪٩(ˊᗜˋ*)و pic.twitter.com/KoXbF6jGvr— ofuton (@ofuton_mow) December 4, 2018
リンパ球の一種。
T細胞の暴走を抑制し、状態異常を起こさないようにします。
普段はヘルパーT細胞の近くで秘書的立場として描かれているが、仕事をこなしながら制御が必要かを判断しています。
現在公開されているアニメでは大きく活躍しているシーンは存在していないが、コミック24話・25話のがん細胞Ⅱでは、再度登場したがん細胞に攻撃しようとしているメモリーT細胞(キラーT細胞(班長))の攻撃を「攻撃を中止してください」「適切な反応ではありません」と言って抑えているシーンがあります。
これは、制御が必要かどうか判断した上で、がん細胞が外から来た敵ではなく、同じく身体の中で生まれた細胞だからという理由で攻撃が必要ないと判断したからです。
ヘルパーT細胞とキラーT細胞(班長)とは胸腺学校時代の同期でした。
キラーT細胞
本日21時よりTOKYO MXにて第9話「胸腺細胞」の再放送がスタートです!今回のお話はキラーT細胞さんとヘルパーT細胞さんの過去のお話・・・。はじめましての方もにどめましての方も是非ごらんください♬https://t.co/fGOhzYHFkV(宣伝担当)#はたらく細胞 pic.twitter.com/u6DH7dtm8g
— 『はたらく細胞』公式 (@hataraku_saibou) December 1, 2018
リンパ球の一種。
ヘルパーT細胞からの指令を受け出動する殺し屋です。
主にウイルス感染細胞や、がん細胞等を破壊します。
キラーT細胞(班長)はヘルパーT細胞と制御性T細胞とは胸腺学校時代の同期でした。
キラーT細胞(班長)は胸腺学校時代は弱く、落ちこぼれと言われていることもあったが、胸腺細胞時代から陰で努力をしているシーンが描かれていることから、努力家であることが伺えます。
班長以外のキラーT細胞達も日々訓練に励んでおり、樹状細胞の持っているサイトカインというアルバムには、かつて弱かった頃に訓練を頑張っていた姿の写真が沢山保管されています。
かつて体内に侵入したことのある同じ敵が再び出現した時にメモリーT細胞になる事があり、コミック24話・25話のがん細胞Ⅱでは普段キラーT細胞(班長)として登場している細胞が、メモリーT細胞となって登場しています。
メモリーT細胞
メモリーT細胞 #hataraku_saibou #bs11 pic.twitter.com/Vwc0F5KLD6
— ユウ@実況 (@yu_inorbud1202) July 21, 2018
キラーT細胞の一部。
かつて体内に侵入した事のある同じ敵が再び出現した時に攻撃をしかけるよう備えています。
キラーT細胞の一部の為、服装はキラーT細胞と変わらないが、帽子に書かれている文字が「MEMORY」となっており、インフルエンザの回では、ピンク色のハートが描かれたアルバムを所持するメモリーT細胞が登場します。
コミック24話・25話のがん細胞Ⅱでは普段キラーT細胞(班長)として登場している細胞がメモリーT細胞になっており、がん細胞と戦うが、同じ体内で生まれた仲間として制御性T細胞の邪魔が入ってしまう。
しかし、最終的に胸腺学校時代から習得できると信じていた最強の奥義、T細胞究極秘奥義パーフォリン・キャノン・パンチを放ち、がん細胞が着用しているTシャツの『細胞』の文字が破け『細包』になったことで、制御性T細胞が攻撃を抑える事がなくなり、事なきを得ています。
なお、この奥義は胸腺学校時代のキラーT細胞(班長)が練習している姿を周りの同期達が「あんなバカな話をまさか信じるとはな!」「んな技あるわけねーっつの!」等とバカにしている描写があるが、パーフォリンは、キラーT細胞が感染細胞を攻撃する際に放出する物質である為、習得出来てもおかしくない技です。
エフェクターT細胞
彼氏募集しようかな…( ˇωˇ )
泣き虫だけどある日突然体が光って活性化してムキムキになって強くなる彼氏がいいな…
そして寂しくならないように包んでくれるぐらいたくさんたくさん愛を与えてくれる彼氏がいいな…
エフェクターT細胞…君に決めた!! pic.twitter.com/xYV6kGmZfi
— もやし丸のもやしさん (@moyasiranbu) August 9, 2018
ナイーブT細胞が活性化した姿です。
インフルエンザウイルスを倒す事が出来ずに逃げ出した後、樹状細胞により見せられた先輩達の過去のアルバム(サイトカイン)により活性化をしました。
その時見せられたサイトカインは、キラーT細胞たちが泣きながら訓練を頑張っている姿などがほとんどで、過去の先輩達も自分のように泣きながら頑張っていたんだと自分を奮い立たせ活性化しています。
活性化したエフェクターT細胞はとても強く、分裂・増殖をする事も可能なため、インフルエンザウイルスの回では自分のクローンを大量に生み出し大きな戦力となっていました。
まとめ
今回はヘルパーT細胞について詳しくまとめました。
普段ティータイムを楽しんでいる描写が多いので、あまり全面的に身体の役に立っている様子は大きく描かれていません。
しかし、戦略を立てたり指示を飛ばすなど、頭脳面でとても活躍しているといえます。