刃牙道

【刃牙道】主要メンバー10人!モデルになった人物をまとめてみた!

この記事では、刃牙シリーズに登場する主要メンバーのモデルになった人物について詳しくまとめています。

刃牙では地上最強の生物から武道家など、多種多様な人物が登場しています。

刃牙の登場人物のモデルについて知りたい方は、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

1.範馬 勇次郎について


あまりに強大な強さから敵側からも畏怖と尊敬の念を込めて「地上最強の生物」「オーガ」「巨凶」などと称され、「クラップラー刃牙」から始まり現在の「バキ道」に至る範馬刃牙の父親です。

刃牙シリーズにおいて唯一無二の「敗北」を知りません。

 

範馬 勇次郎モデル

「地上最強の生物」の原型‥‥。

意外な人物が勇次郎のモデルでした。

それはちばてつや原作「のたり松太郎」の主人公、坂口松太郎です。

坂口松太郎と範馬勇次郎...

う~ん、ちょっとイメージがつながらない気がしますが、作者板垣恵介としては「究極の坂口松太郎=範馬勇次郎」という方程式になったみたいですね。

 

見た目としてのモデルはアメリカの俳優であるマット・ディロンです

フランシス・フォード・コッポラ(ゴッドファーザーシリーズや地獄の黙示録などで有名な監督)のアウトサイダーに出演してアイドルとして名を馳せるが最近はあまり出演作品は見ません。

ただ、確かに見た目の雰囲気は勇次郎に似ています。

彫りの深い精悍なマスクはかっこいいの一言です。

 

2.範馬 刃牙について

刃牙シリーズの主人公。

弱冠17歳の「地上最強のガキ」。

父親に「地上最強の生物」範馬勇次郎を父に持ち、地下闘技場無敗のチャンピオンです。

他の格闘士とは一線を引く考え方の持ち主で、範馬勇次郎を超えることのみを生きる目的としており、決して最強を目指しているわけではありません。

刃牙が父勇次郎に対して語ったその象徴的なセリフとして「仮にあなたがこの世で1番弱い生き物だったとするなら、俺は2番目に弱い生き物でいい」と言っています。

刃牙シリーズの名言の一つと言えるのではないでしょうか。



範馬 刃牙モデル

刃牙のモデルとなる人物、それは総合格闘家の平直行です。

1963年生まれでシュートボクシング、ブラジリアン柔術などを多くの格闘技を経験し、キックボクシングやプロレスにも参戦した経験を持ちます。

見た目もキャラクターも刃牙によく似ていますね。

 

3.ジャックについて

「最大トーナメント編」から登場した範馬刃牙の異母兄。

ピットファイター(ストリートファイター)で、父である範馬勇次郎を母である元軍人ジェーンの敵とし、地上最強をめざしています。

当初身長193cm、116kgとして登場したジャックはその後「刃牙道」でははなんと243㎝に!

鎬紅葉の協力での骨延長により達したその身の丈は、すべての対戦者たちを見下ろすことが、できるようになるなんてちょっとやり過ぎな感じがします。



ジャックモデル

大ジッャク・ハンマーのモデルといえば、ダイナマイト・キッドです。

日本ではその名から「爆弾小僧」と言われ人気を博しました。

イギリス人の元プロレスラーで、身長173cmとレスラーとしてはとても小柄でしたが、日本参戦の際にはあのタイガーマスクとも対戦し、勝利を勝ち取っています。

得意技は「ダイビングベッドバット」。

ロープ最上段からなんと相手の頭部を狙いすまして頭突きをする技です。

そんなことをしたら流血三昧になってしまいますよね。

ステロイドの使用もしていたようですから、そのあたりからもジャックのイメージと重なり合うことが伺えます。

 

4.花山 薫について

刃牙シリーズで絶大なる人気を誇るキャラクターの1人です。

身長190cm、体重160kg超えの巨漢。花山組二代目組長にしてまだ19歳。
白のスーツに鰐の革靴、ネクタイ、フチなしメガネがトレードマークで見た目「ザ・やくざ」って感じです。

その剛腕で刃牙や愚地克己などを多くの対戦者を苦しめました。

必殺の握撃は破壊力抜群。

尋常ではありえない握力で相手の手足を破壊してのけます。

 


花山 薫モデル

実在したヤクザである花形敬が花山薫のモデルです。

安藤組組長、安藤昇に敬愛された人物で逮捕歴はなんと、なんと22回。

前科7犯のハンパないヤクザです。

素手喧嘩(ステゴロ)を得意とし、服は白のスーツを着用、まさしく花山薫です。

 

5.愚地 独歩について

独歩はフルコンタクト空手、神心会の総帥です。

「武神」「人食いオロチ」などと言われ、その強さはトラをも

屠った経験があるほどです。

「グラップラー刃牙」では「地上最強の生物」範馬勇次郎をかなり追い詰めるシーンもありました。

刃牙シリーズには欠かせない存在になっています。

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愚地 独歩モデル

置かれている立ち位置ではなんといってもあの極真会館総裁である、大山倍達です。

独歩との風貌もよく似ていますね。

1970年代には少年マガジンで「空手バカ一代」という漫画のモデルにもなっていて、アニメ化までされました。

1922年生まれとされる韓国系の人物で1968年に日本国籍を取得しています。

牛殺しで有名な大山倍達ですが、その闘った糖数はなんと47頭。

うち4頭は即時させたというからすごい。

 

6.愚地 克己について

フルコンタクト空手神心会愚地独歩の養子であり、「空手界の最終兵器(リーサルウェポン)」と言われ、その身体能力から父独歩にして、「俺よりも強い」と言わしめる逸材です。

必殺技に「マッハ突き」があり、全身の関節を活用することにより音速を超える拳を打つことができる技です。

「最大トーナメント編」で花山薫を破ったのは今でも記憶に新しく、まさに衝撃的でした。

 


愚地 克己モデル

愚地克己のモデルはボディビルダーでタレントの山本義徳です。

ちょっとピンとこないかもしれませんが、静岡高校から早稲田大学政経学部卒業というインテリのボディビルダーです。

要望も克己によく似ていて、とてもハンサムです。

トレーナーとしてダルビッシュ有や松坂大輔などと契約し指導しています。

この世界では有名な人なのです。

 

克己のモデルにはもう一人いて、その名はマッスル北村。

マッスル北村もやはりボディビルダーです。

本名を「北村克己」といいますから、ここからネーミングしているのがわかりますね。

やはり山本義則同様高学歴で東大や東京医科歯科大をいずれも中退しています。

あまりの過激なボディビルでのトレーニングや減量から39歳の若さでこの世を去っています。

 

7.渋川剛気について 

身長155cm、体重476kgと小柄な体格からは想像できないほどの強さを誇る渋川流柔術の開祖。

「達人」の異名をとり、「最大トーナメント編」から以降刃牙シリーズでは完全にレギュラーキャラとして都度登場をしています。

最大トーナメント3回戦で愚地独歩との「達人対決」にてみごと勝利したのは圧巻でした。



渋川剛気のモデル

達人にはやはり達人でしょうか、渋川剛気のモデルとなったのは、合気道の達人である塩田剛三です。

身長154cm、体重46kg、見掛けの雰囲気などから渋川剛気のモデルだとすぐにわかります。


拓殖大学では稀代の柔道家である木村政彦の先輩にあたります。

二人のエピソードとして腕相撲をしたことがあり、小柄な塩田が木村に対して10戦全勝しています。

 

8.烈 海王について 

中国武術界における高位称号である「海王」を名乗る中国拳法の達人です。

烈海王はその海王の中でも抜きんでる実力を持っています。

「刃牙道」において宮本武蔵との一戦で敗れ死亡したことはバキシリーズのレギュラーキャラとして痛恨の極みでした。

どんな対戦相手でもどんな卑怯なことを強いる者にも「私は一向にかまわん!」と言ってのけるこの決めセリフはかっこよかった。

 


烈 海王のモデル


カンフー映画の名作、ブルース・リーを一躍世界のトップスターにした「燃えよドラゴン」に出演をしている俳優でボディビルダーでもあるヤン・スエがモデルになっているんじゃないか??

などいろいろ言われている中で「これだっ!」と言えるような明確なモデルは存在していないみたいです。

でもブルース・リーの存在なくして烈海王は誕生していないと個人的には強く思っています。

 

おまけ

鎬昂昇のモデル

「斬撃拳」の使い手で、必殺「紐切り」を得意とする鎬昂昇のモデルとなったのはⅩ JAPANのメンバーである「YOSHIKI」。

女性的な顔つきとちょっと妖しい雰囲気を持つ昂昇はまさしくYOSHIKIそのものですね。

 


天内 悠のモデル

「最大トーナメント編」で範馬勇次郎のお墨付きで特別参戦し、愚地独歩との闘いの最中勇次郎の逆鱗に触れたことにより、あっさり勇次郎自らに屠られてしまう、ちょっとかわいそうな人物の天内悠。

彼のモデルは...

な、なんとの女優「天海祐希」!!

まさしく「ツッ!!」と思わず唸りたくなるようなキャライメージです。

 

まとめ

刃牙シリーズに登場するキャラクターも当然ですが、みなそれぞれにモデルさんが存在します。

探ってみるといろいろな世界で生きている人物をよくぞまぁ見つけてイメージしたな、そう強く思います。

視点をちょっと変えるだけでも登場人物の見る色合いが変わってくるから不思議ですね。