七つの大罪

【七つの大罪】七つの大罪のメンバーを一覧形式にまとめてみた!

この記事では七つの大罪のメンバーについて詳しくまとめています。

特に以下の2つに焦点をあてて解説していきます。

  • 七つの大罪とは!?
  • 七つの大罪のメンバー

など七つの大罪について詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただいたら幸いです。

 

七つの大罪とは!?

七つの大罪とは名の通り7つの大罪を犯した7人の人物をいいます。

この物語の世界観では、人だけでなく人以外の者達も存在し、魔力と呼ばれるものを使うことで力を発揮する者もいました。

特にブリタニアの大国リオネス王国は魔力を持つ”聖騎士”らにより絶大な力を誇っていました。

聖騎士らは国民から恐れ、敬われながらも国王『バルトラ』の下で国を護っている存在でした。

しかしある日、そんな絶大な力を誇る聖騎士の中でも聖騎士長と呼ばれる『ザラトラス』が七つの大罪によって殺されます。

こうして国を裏切り、”聖騎士長殺し”として七つの大罪は指名手配されてしまいました。

それから10年ーーー

リオネス王国ではニ大聖騎士長の『ヘンドリクセン』と『ドレファス』らが王族の人達を拘束し、王権を握って国民を奴隷のように扱い苦しめていました。

そこで、国から逃げだしたリオネス王国の第三王女『エリザベス』が、10年前に国を護るために奮闘していた七つの大罪ならば王国を救ってくれると考え、助けを求めるために七つの大罪を探し始めることで物語は始まります。

 

七つの大罪のメンバー

 

メリオダス

【憤怒の罪(ドラゴン・シン】

龍の印を持ち、少年のような風貌をした十戒の元メンバーで魔神王の息子でもある魔神族のひとりです。

神器〈魔剣ロストヴェイン〉により魔力〈全反撃(フルカウンター)〉を本領発揮させます。

メリオダスは16年前に憤怒に我を忘れダナフォール王国を消滅させたとして憤怒の罪を抱えることになりますが、それを機に魔神族の力を暴走させないようにするために普段は魔力を制御しています。

そして移動酒屋のオーナーをやりつつ喋る豚の『ホーク』と共に旅をしていたところ、エリザベスと出会い、七つの大罪の再集結を目指します。

エリザベスのためにリオネス王国を護ることも誓いますが、メリオダスも自身の目的のために旅をします。

恋人に一途であるため、3000年前に魔神族を裏切ったが故に”永遠の生”の呪いを魔神王から受けてしまい死ぬことができません。

そして3000年間目の前で恋人がなくなり、生まれ変わり、探しだし、護る…を繰り返してきます。愛する人を目の前で何度も失う悲しみに耐えられず、それを終わらせるために魔神族と戦おうとするのです。

 

バン

【強欲の罪(フォックス・シン)】

狐の印を持ち、別名アンデッド・バンと呼ばれる不死身の人間です。

メリオダスのことを「団長♪」と呼び、友でありライバルである存在としています。

神器〈聖棍(せいこん)クレシューズ〉により魔力〈強奪(スナッチ)〉を本領発揮するが、いまのところまだ神器の描写はなく、ヌンチャクのようなものを使用していますね。

王国と友好関係にあった妖精王の森を、己の強欲が故に破壊し”生命の泉”を我が物とし、聖女『エレイン』を殺害したとして強欲の罪を抱えることになります。

実際にはバンとエレインは互いに惹かれあった存在であり、魔神族の手下である赤の魔神による妖精王の森の破壊を二人で阻止しようと戦っていたのです。

魔神族の力はとても強く、二人は瀕死の状態に陥り、バンはエレインを護るべく生命の泉の水を飲ませようとします。

しかし互いを想い合ったが故にエレインは口に含んだ生命の泉の水をバンに口移しで渡し、亡くなります。

バンは生命の泉の水を飲んだことにより不死身を手にし、赤の魔神を倒しますが大切な人がいなくなってしまった不死身の状態に意味がないことを悟り、なにがなんでもエレインを復活させようとします。

 

キング

【怠惰の罪(グリズリー・シン)】

熊の印を持ち、別名妖精王ハーレクインと呼ばれている妖精族のひとり。

神器〈霊槍(れいそう)シャスティフォル〉により魔力〈災厄(ディザスター〉を本領発揮します。

妖精王の森で聖女(エレイン)が殺害されたことは人間の虐殺という凶行を見過ごした、妖精王としての怠惰であるとされ怠惰の罪を抱えます。

キングは当時、他の仕事で妖精王の森を不在にしていたが故に妖精王の森の破壊をされるだけでなく妹であるエレインを亡くしてしまい罪悪感と、同じ七つの大罪であるバンに対してエレインの敵討ちをしようとします。

しかし死者の都でエレインがキングを説得することでキングはバンを許します。

キングは妖精王であるにも関わらず羽がないのが特徴で、過去に妖精王になった者はみな立派な羽が生えているためコンプレックスでもあるようです。

また、キングはなぜかおっさんの姿になるのですが本人曰く”正装”らしいので、同一人物であることに間違いはありません。

ディアンヌに恋心を抱き、いつも恥ずかしがってしまうピュアな王様です。

 

ディアンヌ

【嫉妬の罪(サーペント・シン)】

蛇の印を持ち、巨大な身体を持つ優しい心の巨人族の少女。

巨人な身体であるが故にいじめられたりもするディアンヌだが、メリオダスだけは身体の大きさ関係なく一人の女の子として扱ってくれるので忠誠心をかなり持っています。

神器〈戦槌(せんつい)ギデオン〉により魔力〈創造(ディザスター)〉を本領発揮します。

王国の友兵『マトローナ』への嫉妬故に毒殺、さらに口封じのため王国騎士330名を無差別的に惨殺したとして嫉妬の罪を抱えます。

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しかし実際には”反逆者の巨人族を討ち取る”という功を狙った聖騎士の罠にハメられてしまい、その結果、ディアンヌを護ろうとしたマトローナが毒矢を刺され、さらに多数の聖騎士の殺害という濡れ衣を着せられてしまうのです。

キングに恋心を抱くディアンヌであるが、キングにより記憶が消されていただけで幼い頃にもキングと500年を共にするほど仲良くしていた過去があり、七つの大罪として再会してから少しずつ記憶を取り戻していきます。

 

マーリン

【暴食の罪(ボア・シン)】

豚の印を持ち、”魔神王と最高神の祝福を受けし娘”と呼ばれる賢者の都ベリアルインの生き残り。

神器〈明星(みょうじょう)アルダン〉により魔力〈無限(インフィニティ)〉を本領発揮しますが元々の魔力がチートなだけでなく、魔神王と最高神から受けた加護により最強とも言える力を持ちます。

セクシーな容姿は魔力によって作り出した仮の姿で、本来は幼い子供の姿をしています。
エリザベスのことを「姉々」と呼ぶことから元の姿のマーリンはエリザベスを慕う可愛らしい子供であることがわかります。

ベリアルインの奇跡の天才児とされたマーリンは、魔神王と最高神それぞれに欲しがられた存在ですが、素晴らしい贈り物をしてくれたほうに付くと言ったことで魔神王からは「魔界の秘術に関するあらゆる知識と女神の洗脳術を防ぐ加護」最高神からは「いかなる闇の呪いと戒禁すら無効にする加護」を授かります。

しかし加護だけもらって、双方を裏切ったが故に魔神王と最高神はベリアルインを破滅するもマーリンだけが加護により生き残ったのです。

常に冷静かつ、頭の回転が早いマーリンですが『アーサー王』の側近でもありながらかけがえのない存在として大切に想うという一面もあります。

暴食の罪の理由はよくわかってはいませんが、知識などあらゆるものから吸収したという意味で暴食なのかもしれません。

 

エスカノール

【傲慢の罪(ライオン・シン)】

獅子の印を持つ、太陽によって力が増す体質の人間。

夜のエスカノールはとても臆病で貧弱なのですが、昼は太陽が昇るにつれて力が増し性格も傲慢になるのが特徴です。

神器〈神斧(じんぶ)リッタ〉により魔力〈太陽(サンシャイン)〉を本領発揮します。

マーリンに対して、七つの大罪結成当初の10年前からずっと一途に想いを寄せていて、マーリンの作った眼鏡のおかげで普段は魔力が制御されています。

力が出ている間は身体そのものが巨体化し、筋肉がムキムキの上半身裸の状態になります。一人称も変わるのでわかりやすいかもしれません。

太陽が一番昇る頃には戦闘力は魔神族のメリオダスよりも上がるほどの強さになるので、誰も叶わないモードというわけですね。

なぜ傲慢の罪なのかはまだ不明ですが、傲慢であるが故にトラブルが起こるのはわからないでもないので何をしでかしてもおかしくはないですね。

四大天使『マエル』の恩寵と同様のものでありなぜエスカノールのが生まれながらに、全ての生命の源である太陽の力を持っているのかはまだわかっていません。

 

ゴウセル

【色欲の罪(ゴート・シン)】

羊の印を持ち、マーリンの師匠である魔神『無欲のゴウセル』によって作られた人形。

神器〈双弓(そうきゅう)ハーリット〉により魔力〈侵入(インベンション)〉を本領発揮します。

色欲から王女を誘惑・姦淫した挙句、残虐な手口で殺害したとされて色欲の罪を抱えます。

魔神ゴウセルが亡くなる際に、ゴウセルは泣いて「自分が人形だから一人ぼっちにするんだ」と言ったため、寂しくならないように人形にも心が宿るようにとゴウセルの親としての願いを込めた”魔法の心臓”を受け取っています。

そして魔神ゴウセルが亡くなったあと、当時のリオネスの王女『ナージャ』に恋心を抱きます。
しかし体の弱かったナージャは病のため、自らの死期を察してゴウセルを求め、最期に愛し合い、眠るように息を引き取ってしまいます。

親である魔神ゴウセルに続き、最愛のナージャまでも命を引き取ってしまい、どうしたら生き返ってくれるのかと考えた末に自らの魔法の心臓をナージャに託せば…と考えて開胸して血だらけになっていたところを兵士達に見つかって殺害したと思われてしまったのです。

ちなみに中性的な容姿は魔神ゴウセルの恋人の姿を元に作り出したためとされています。

ナージャの死後、感情と記憶を封印してしまいますが、旅をしているうちに記憶などを取り戻していき少しずつ現実と向き合い、自分を見つめ直していきます。

 

まとめ

今回は七つの大罪のメンバーについて詳しくまとめました。

【七つの大罪】では様々な種族のメンバーが協力し合って、王国を護ろうと奮闘するお話です。

序盤は王国を護るだけなのですが…

実はこれが魔神族による侵略のひとつで、ここからさらに魔神族の十戒と呼ばれる存在が復活し、女神族と呼ばれる種族まで出てきて大規模な戦争になります。

その中でも七つの大罪であるリーダーのメリオダスは次期魔神王ともされているため、魔神族としての立場と七つの大罪としての立場で揺れるメリオダスも気になるところですね!

エリザベスとメリオダスには運命的な関係があり、またそれが二人を苦しめることにもなるので秘密主義なメリオダスの過去も少しずつわかってくるので楽しみです。