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【ワンピース】バーソロミュー・くまの悪魔の実&必殺技について詳しくまとめてみた!

この記事ではバーソロミュー・くまについて詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • バーソロミュー・くまについて
  • バーソロミュー・くまの悪魔の実&必殺技
  • バーソロミュー・くまの今後について考察!

などバーソロミュー・くまについて詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

バーソロミュー・くまについて

海の均衡を守るべく組織される世界三大勢力の一つ「王下七武海」の一人であり、その正体は世界政府の転覆を目論む組織「革命軍」の幹部であることが明らかになっています。

別名、「暴君くま」。

王下七武海といえば政府に公認された海賊という位置づけですが、バーソロミュー・くまは単独で行動している場面しか登場しておらず、自分の海賊団は組織していないものと思われます。

かつてはソルベ王国と呼ばれる世界政府加盟国の国王であったことも明かされました。

王下七武海に入る前の元々の懸賞金は2憶9600万ベリーとされています。

12年前、モンキー・D・ドラゴンやオカマ王と呼ばれるエンポリオ・イワンコフと共に、ドラゴンの息子であるモンキー・D・ルフィが住むゴア王国を訪れており、その際にはゴア王国によって殺されそうになっていた人々を救出しています。

その後ドラゴンを筆頭に「革命軍」という組織を立ち上げ、ゴア王国で救った人々も革命軍に加え活動を始めました。

物語初登場は偉大なる航路(グランドライン)アラバスタ王国にて、国の乗っ取りを謀った王下七武海の一人クロコダイルがルフィとルフィ率いる麦わらの一味に敗北したことにより計画は失敗しクロコダイル自身も王下七武海の称号を剥奪された事件の後の事。

クロコダイルの後任の王下七武海を決めるべく、他の王下七武海と共に召集された場面でドンキホーテ・ドフラミンゴと共に「聖地・マリージョア」を訪れた所で登場しています。

特にその会議では目立った発言等もなく、会議は終わっています。

その後、偉大なる航路の航海を続けていた麦わら一味は当時王下七武海の一人であったゲッコー・モリアの支配するスリラーバーグに迷い込み、モリアとの戦いが始まりました。

戦いも佳境に差し掛かった頃、モリアにクロコダイルの後任が決まった事を伝える為スリラーバーグを訪れ再登場しています。

まず船着き場に到着したくまは攻撃を仕掛けてきたモリアの部下であるペローナを能力によりその場から消してしまいます。

モリアとの戦いは麦わらの一味の勝利に終わりましたが、ルフィは戦闘により酷い怪我を負い気絶してしまい、他の麦わらの一味のメンバーも怪我を負いました。

そこに現れたくまは自分が麦わらの一味含めその場に居る全員の抹殺命令を受けていることを明かした後、アラバスタ王国の一件での恩を返す為にルフィ一人の首を取ることだけで構わないという譲歩の姿勢を見せます。

しかしそれに対しての返答はもちろん「否」であり、ルフィを守るために向かってきた麦わらの一味達でしたが、モリアとの戦闘の後ではまともに戦うことも出来ず全員が敗れてしまいます。

ほとんどが気絶した中、麦わらの一味の剣士であるロロノア・ゾロが「いずれ世界一の大剣豪になる男の首と思えば安くはないだろう」と自らが身代わりになることで引いて欲しいと申し出、その心意気に折れたくまはルフィの度重なる戦闘での壮絶な痛みや疲労をゾロが変わりに受ける事を指示し、能力によりルフィの体からそれらを弾き出しました。

ゾロはそれを躊躇う事なく受け入れ、実行しています。

その後スリラーバーグを去りますが、去り際に「いい仲間を持っている。さすがはあんたの息子だな、ドラゴン」と意味深な言葉を残していました。

再び現れたのは麦わらの一味がシャボンディ諸島を訪れ、友達を守る為に天竜人を殴り飛ばすという大事件を起こした後のことでした。

大将・黄猿やその部下・戦桃丸、そして政府の科学者ベガパンクが発明したくまと同じ姿をしたパシフィスタという人型の兵器が麦わらの一味を捕えんとシャボンディ諸島に現れ、その圧倒的な戦闘力で一味は壊滅の危機に陥ります。

そこに突如、本物のくまが現れ、能力によって麦わらの一味を世界各地の様々な場所へと飛ばしてしまいます。(この際、海賊王ゴール・D・ロジャーの右腕と呼ばれロジャー海賊団で副船長を務めたシルバーズ・レイリーに、縁があって麦わらの一味をその場から逃がすという趣旨の事を伝えています。)

この時既にベガパンクの改造により自我は殆ど残っておらず、「もう二度と会うことはない」とルフィに声をかけていました。

白ひげ海賊団2番隊隊長ポートガス・D・エースの処刑を巡って起きた白ひげ海賊団と海軍本部総戦力の戦争にて登場した際には完全な人間兵器と化しており、エースを救うべく参戦していたエースの義弟であるルフィをドラゴンの息子と知り守るべく共に戦場に現れていた革命軍の同志であるイワンコフの事も分からず容赦なく攻撃をしています。

マリンフォード頂上戦争と言われる戦争が終結し、麦わらの一味は各自強くなる為に2年後の再集結を誓いそれぞれの地で修業に入りました。

その2年の間、シャボンディ諸島に残された麦わらの一味の海賊船「サウザンド・サニー号」を狙う多くの輩から船を守っていたとの事。

改造前にベガパンクと契約を交わし、麦わらの一味の船を守るという任務をプログラムする事で人格を失った後もそのプログラムを実行すべくぼろぼろになるまで船を守り続け、麦わらの一味に傷一つない船を渡しました。

この一連の事で、麦わらの一味からは「一味の大恩人」として感謝される存在になっています。

その後しばらく登場はありませんでしたが、マリージョアにて4年に1度開催される「世界会議(レヴェリー)」の場にて、天竜人の奴隷として登場しました。

背中に数本の剣を刺され天竜人の乗り物とされていたくまは、自我がなくどれ程痛めつけても何も感じない事から「無敵奴隷」と呼ばれていました。

その地下にはくまの救出を企てる革命軍が潜んでおり、くまの現在の姿を見た革命軍総参謀長のサボは怒りを露わにしています。

そして同じく世界会議の場に潜入していた最悪の世代と呼ばれる11人のルーキー海賊の一人、ジュエリー・ボニーもまたくまの姿を見て涙を流していました。

 

バーソロミュー・くまの性格

無口で必要最低限のことしか話さず、しかし任務を着実に遂行する冷静で真面目な性格の持ち主です。

くまの救出に向かった革命軍のサボからは「優しい」ともいわれている為、革命軍で見せる素顔と王下七武海として政府に潜入していた時の顔は違うものなのかもしれません。

革命軍について知りたい方は「【ワンピース】革命軍のメンバーを一覧形式でまとめてみた!」で詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。

 

バーソロミュー・くまの戦闘能力

悪魔の実の能力者であり、王下七武海のゲッコー・モリアを倒した麦わらの一味を負傷していたものの一人で圧倒し太刀打ちできなった程の戦闘能力を持ちます。

能力のおかげであらゆる衝撃が効かず、更には巨体からは想像もできないスピードで移動をする事もでき、かなりの強さが伺えます。

 

バーソロミュー・くまの悪魔の実

超人(パラミシア)系ニキュニキュの実を食べた能力者であり、掌に出来た肉球であらゆるものを弾き飛ばす事が出来る能力を持ちます。

斬撃、炎などどんな衝撃でも弾き返してしまう他、体に蓄積された疲労や痛みなども体外へと弾き出す事ができるようでうす。

移動の際は大気を弾く事により驚く程のスピードで移動する事ができ、瞬間移動をしているかのように見えます。

また、対象とする人物を弾くことによりかなり遠距離へと飛ばすことも可能であり、この能力でペローナや麦わらの一味は世界各地へと飛ばされました。

 

バーソロミュー・くまの必殺技

 

圧力砲(パッドほう)

大気を肉球で弾くことにより衝撃波を発射させる技です。

大気の衝撃派である事から、その衝撃波は物体を貫通し発射した方向の全ての物にダメージを与えることができます。

 

つっぱり圧力砲(つっぱりパッドほう)

圧力砲を応用した技で、足を地面にめり込ませて固定し、両手から次々と無数の圧力砲を放つ技です。

目に見えない衝撃波が次々と襲ってくるので通常では避ける術はありません。

 

熊の衝撃(ウルススショック)

両手で周囲の大気を圧縮し、手の中に納まる程に小さく凝縮させる技です。

圧縮された大気は投げられた相手に触れた瞬間に一気に解放され、絶大な威力を誇る衝撃波となって爆弾のように大爆発を起こします。

 

バーソロミュー・くまのモデル

「バーソロミュー・ロバーツ」という17~18世紀に実在した海賊がモデルになっていると言われています。

信仰心が厚い人物だった事でも知られているそうで、くまも常に聖書を抱えている様子が描かれているのでそこが共通しています。

また、大航海時代最後にして最大の海賊とも言われているそうです。

パシフィスタは政府の最大兵力の一つでもありますから、ここにも共通点がありそうです。

 

バーソロミュー・くま本物は!?

容姿がパシフィスタと同じである為、どれが本物のバーソロミュー・くまかは同時に現れると分かりません。

しかし頂上戦争から2年後のシャボンディ諸島でサウザンド・サニー号を守っていた人物と、現在マリージョアにて天竜人達に最強奴隷として天竜人達の間をレンタルされている人物が本物のくまであると言われています。

 

今後のバーソロミュー・くまについて考察してみた!

革命軍でありながら政府の科学者ベガパンクの改造によって人格さえ失い兵器となったくまですが、何故そんな事態になってしまったのでしょうか。

根幹にあるのは政府への恨みのような気がします。

元ソルベ王国国王という肩書があるということは、国王を降ろされる経緯が何かあったものと想像できます。

ソルベ王国がどういった国かはまだ明らかになっていませんが、それが世界政府の策略によるものだとしたら憎しみは強いでしょう。

何らかの得があるからこそ、自らを兵器へと改造することを許可したのかもしれませんね。

しかしそれを黙って見届ける革命軍の仲間達であるわけではなく、世界会議に乗り込んでいますから、革命軍に救出されるのではないでしょうか。

また一方で、実はベガパンクが革命軍側の人間でありくまは元に戻れるという考察もされています。

ベガパンクは元々故郷を良い環境にしたいと考えるような優しい人物であるようですし、ただ兵器開発の為だけに人間を改造するとは考えられません。

実はバーソロミュー・くまと思われているのは全てパシフィスタであり、本当のくまは別の所にいるという噂もされています。

パシフィスタについて詳しく知りたい方は「【ワンピース】パシフィスタの目的&戦闘能力について詳しくまとめてみた!」にまとめてありますのでそちらをご覧ください。

 

まとめ

今回は物語の中でも特に謎の多いバーソロミュー・くまについてまとめてみました。

ジュエリー・ボニーとの関係もまだ明らかになっておらず、その関係性も気になります。

麦わらの一味を逃がしたり船を守ったり、サボの言う通り優しい人物である事が垣間見えていますから、マリージョアで奴隷として囚われているのが本当のくまであるなら早く助け出されて人間に戻れるように、と思ってしまいます。