キングダム

【キングダム】龐煖の弱点は!?龐煖の戦闘能力を徹底解説!

この記事では龐煖について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • 龐煖について
  • 龐煖が扱う技&弱点
  • 今後の龐煖について考察!

など龐煖について詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

龐煖について

キングダムには数多くのキャラクターが存在します。

その中で誰が最強の武将なのかというのはとても熱く議論されています。

とても高い知力と戦略性で秦の最大のライバルとなっている李牧、秦の六大将軍で怪鳥との異名を持つ王騎将軍などそれぞれに魅力があり最強を決めるのは難しいと思います。

では、純粋な戦闘力のみで判断するとなったらどうでしょうか。

これも議論はあると思いますが、多くの方が納得するのが圧倒的な戦闘力を持ち、自分より強い人間が許せないと圧倒的なエゴイストで純粋に武のみを求める求道者の龐煖ではないかと思います。

龐煖は秦に隣接する趙の大将軍です。

そして、趙の三大天の一人として秦の六大将軍と匹敵する実力と中華に名を轟かせていました。

趙の三大天のメンバーについては「【キングダム】趙国三大天とは!?趙国の武将を詳しくまとめてみた!」で詳しくまとめています。

その龐煖の強さが刻み込まれたのは元六将の王騎将軍を倒したこと、また秦国の大将軍クラスである麃公も倒したことから龐煖が最強と言われるに至ったものです。

また、神出鬼没であり単体で敵陣営へ乗り込み壊滅させるというチート級の強さもありもはや人間業とは言えないレベルでの描写もあり、武神という名もこの人ならよく似合ってしまうと思わされてしまいます。

では龐煖という人物は実在した人物なのでしょうか。答えは「Yes」です。

史実で龐煖は趙の「武霊王」「恵文王」「孝成王」「悼襄王」の四代の王に仕えました。

政が秦王に即位する50年も前に「武霊王」に仕えていた弁論家、軍事評論家であったのです。

キングダムでは武の象徴のように描かれていますが実は武よりも戦略家といった色が濃い人物でした。

つまりこのキングダムの時代で信らが躍動している時には龐煖は実はおじいちゃんであったのです。

また、鄴攻めを行っていた時に龐煖は燕と戦っていたため参戦していませんでした。

このように史実とは異なる部分もありますが、それにより今後もハラハラドキドキしながらキングダムを楽しませていただけると思っています。

 

龐煖の性格

龐煖の性格は良くも悪くも負けず嫌いということに対して真っ直ぐ!一途!それに尽きるのではないでしょうか。

とにかく自分が一番じゃないと嫌だ!自分より上にいるやつ嫌い!そんなやついるなら絶対そいつより強くなって自分が一番になる!というとことんまでの負けず嫌いということに尽きると思います。

その象徴としての龐煖の言葉に「兵も軍も趙も秦も、取るに足らぬただの小事」というぶっとんだ発言があります。

この乱世で何十万という人と人が戦っている、そもそも国すら自分にはどうでもよいと言ってのけるその信念の硬さにはただただ驚かせられるばかりでした。

 

龐煖の過去

マンガの中では龐煖の幼少期の描写はなかなかみることはできませんが、龐煖の一族は才能のある子供をさらってきて修練させるような一族です。

深山にこもり日々「武」のみを求めて鍛えていました。そして、修練を積み重ね、当時の秦の六将の一人摎の野営地へ襲撃をかけます。一人で…。

大将軍の野営地です。

周りにいるのは精鋭ばかり。

それも数人なわけがなく何千といる兵の中への襲撃です。狂ってますよね。

それにもかかわらず敵をなぎ倒して前進する龐煖になすすべもありません。

そしてついに摎と龐煖の一騎打ちとなりますが、この戦いで摎は命を落とすこととなります。

この時の龐煖の襲撃の理由は「天の畏るる者は地上に唯一人 我だけだ」とのことです。

つまりは我こそが畏れられる存在でそれ以外は畏れるに足る人物はいない、自分が最強なんだ!っていうことを証明したかっただけだと言えます。

やっていることはとても人間にできることとは思えないのですが、その動機たるや…。

摎は王騎将軍の大切な人であり、摎を討たれた王騎将軍の逆鱗に触れてしまいあっさりと負けてしまします。その時に顔の大きな傷を負います。

龐煖はこの時の屈辱を胸に修練に励み、後に王騎将軍を討つことになります。

王騎については「【キングダム】王騎は本当に死亡したの!?復活はありえないのか??」で詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。

王騎ファンとしては非常にショックでしたね。

 

龐煖の戦闘能力

龐煖の戦闘力はこれまで語ってきたとおり最強の名をほしいままにしてきていると思います。

王騎将軍や麃公を倒し、敵陣には一人で襲撃し、あろうことか天下の六将を討ってしまう。

そんなありえないレベルの設定で躍動する龐煖です。

それには龐煖の使う技が関係してきています。

 

龐煖が扱う技とは!?

羌瘣と龐煖の技にはとても通じるところがあります。

それは呼吸。

呼吸を深く墜すこと、長く持続することにより自らの技を極限まで高めていくというものです。

羌瘣によると、太古の世、巫女体質の者が剣を触媒に荒ぶる神をおとし舞い祭りそれを鎮めた蚩尤はそれを殺人の術に変化させました。

しかし、荒ぶる神をおとすのではなく、元々体に宿す者を「武神」と呼ぶとのことで、その技を使うことができるのが龐煖だということです。

その呼吸の深さと長さは羌瘣を圧倒します。

 

龐煖の魅力とは!?

龐煖の魅力はその徹底した武への追及、求道者としての姿勢にあると思います。

そして、それを極めた暁の現在の武力。

それ以外に言うことはないと思います。

その強さゆえにむしろ龐煖嫌い派の方が多いのではないかと思ってしまうほどの強さです。

一時代を築き上げた巨人のように最強に対しては常にアンチがいるように、またアンチがいることが最強のあかしともいえるのではないでしょうか。

 

龐煖に弱点はあるのか!?

そんな最強とここまで言ってきた龐煖ですが弱点がないとは言えないかもしれません。

それは、一対一の単なる一騎打ちとなった時は最強かもしれませんが、軍を率いた将軍という立場、ひいては国を背負った立場となった時にはどうでしょうか。

龐煖は軍や国などどうでもよいとの発言が見られておりとにかく自分個人としての武にしか興味がありません。

そのなかで龐煖が実力では上回っているのに戦闘で押し込まれたシーンが何度かありました。

摎を倒した後の激高した王騎将軍や軍を背負った麃公には腕を折られるほどの重傷を負わされていますし、その後信にもかなり危ないところまで攻め込まれます。

これは背負っているものの重さや、覚悟による部分の差となっており、龐煖の弱点はそこにあると言えます。

 

今後の龐煖について考察してみた!

封建は史実では秦の鄴攻めごろより後は史実より姿を消すこととなります。

これは史実ではかなりのご高齢であり隠居された、または老衰などかんがえられますがキングダムの中ではとても元気です。

なので、ここからは考察となりますが、前述したように龐煖はとても強く武の象徴のようなキャラクターです。

そして、その弱点が背負っているもの大きさと覚悟。信は天下の大将軍をめざし、王騎将軍や麃公の死を目の前で見てきました。

そしてその度に目に見えないものを感じ、受け取ってきました。

その象徴として王騎将軍の矛があります。

最初は大きすぎて扱えませんが信の将としての成長と共に矛も上手く扱えるようになっていきます。

この将軍としての覚悟と責任の象徴を真に扱えるようになった時に信が龐煖を超えていくだろうと思います。

そのための高い高い壁として龐煖には君臨してほしいと思います。

 

まとめ

ここまで書いたように龐煖は最強の戦士の一人で間違いはないと思います。

そのためとても好きな人から、アンチまで幅広い感情がぶつけられる存在であります。

それほどまでにキングダムに置いて圧倒的な存在であるともいえます。

今後信との対決は必ずあると確信していますし、確実に名場面となることが想像できます。

それを楽しみにキングダムを読んでいきたいですね。