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【キングダム】六大将軍復活!?新六大将軍を徹底解説!

この記事では六大将軍の復活について詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • 秦国について
  • 六大将軍とは??
  • 新六大将軍は誰なのか!?

など新六大将軍になる人物は誰なのかを考察したうえでまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

秦国とは!?

秦は七つの国の一つです。

キングダムの主人公信は秦国で暮らす戦争孤児。

もう一人の主人公政は秦の国王です。

二人は戦争により不遇な境遇におかれてきました。

同じような不幸をおこさないためにも、政と信は秦による中華統一を目指します。

キングダムでは2人の主人公が中華統一という夢に向かって進む大河ストーリーの舞台です。 

 

新六大将軍とは!? 

昭王(政の曾祖父。三代前の秦国王)がつくったかつての六大将軍の枠組みを再現しようするものです。

六大将軍には戦争を自由に行う権限が与えられていました。

秦王政は嫪(ろうあい)の反乱軍に勝利。

咸陽に平和が訪れたあと、城の塔で信と二人きりになった際に「ここから十五年で六国全てを滅ぼし中華を統一する」といっています。

これをきっかけに六大将軍を復活させることを決意しました。

政と信、二人きりでの話ですが、六大将軍の復活が明らかになった瞬間です。

 

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新六大将軍一覧


王翦(おうせん)大野望を秘めた冷静沈着な常勝将軍

王翦は「絶対に勝つ戦以外は興味ない」とおっしゃる通り、負けない常勝将軍です。

王賁の父だが親としての情はまったく感じることができません。

王翦は負けないための築城技術がすばらしく、蒙豪将軍の副官として魏の山陽を攻めた際、出城を築いて籠ってしまい、歴戦の勇者廉頗が攻めることができませんでした。

合従軍編でも、函谷関近辺を砦化し、燕のオルド軍の動きを封じ込めます。

 

築城に長けているということは、城の構造を熟知しているということですよね。

鄴攻略の総大将となった王翦は、趙への入り口列尾城がわざと落とされやすいようにつくられていることにすぐ気づいています。

列尾を趙に取り返されたら、秦への道に蓋をされ、秦軍は趙国内に閉じ込められてしまいます。

その後、目標の鄴を見にいった王翦は「あの城は落とせぬ」といい、力技での鄴攻略から、鄴を兵糧攻めにする方針にするなど知略にすぐれています。

築城の知識が高いからこそ敵城の欠点を見破ることができるのですね。

王翦は知略にすぐれた武将です。鄴攻め前に秦のトップ頭脳集団が攻略を練っていたのですが、誰も思いつかなかった鄴兵糧攻め作戦を一人で立てています。

かつての六大将軍でもっとも智謀にたけた胡傷は、王翦の知略を認めています。

また、キングダム屈指の知能を誇る李朴と互角にやりあっています。

王様になりたいという大きな野望を持つ王翦。六大将軍をめざしているかどうかは謎ですが、常勝将軍として、その能力は十分でしょう。

 

桓騎(かんき)残虐非道のセクシー天才将軍

影のあるセクシーな大人のイケメンです。

吊り上った目と酷薄そうな唇で、おそらく艶のあるいい声をしていると思われます。顎を掴まれた女部下の黒桜は瞬時に赤面しボーっとなっていました。

元夜盗ながら、蒙豪将軍の副官に取り立てられます。

 

凡将といわれる蒙豪将軍ですが、王翦と桓騎の二人の副官に支えられて戦果をあげていました。

桓騎は非常に頭がキレます。

人の心を読み、最も嫌がることをして勝利を掴んでいく。大量虐殺、残虐非道は当たり前。殺した人を串刺しにして人林にしたり、えぐった目玉を車一杯につんで敵に送りつけるなど。

しかし、これらは敵の士気を下げて勝利につなげるためです。

また、元夜盗らしく他人の陣地に忍び込むのも得意で、魏軍の玄峰の陣に、敵の鎧をつけて自ら入り込んで玄峰を討ち取っています。

 

合従軍編では、敵に扮して敵陣の真っただ中を悠々と渡ります。敵の心と動きを察知する優秀な頭脳がないと、こんなことはできません。個人レベルの嫌がらせにとどまらず、大軍を率いて戦全体を勝利に導いているのですから、戦いのセンスは抜群。

桓騎は義理堅いところがあります。

夜盗から副将にとりたててくれた蒙豪将軍を裏切ることはなく、蒙豪が死ぬまで仕えます。

合従軍編で「秦が滅びようがどうしようが俺の知ったこっちゃねえ」と息巻いてますが、秦への忠義を貫く張唐将軍の熱にあてられたのか助けています。

 


張唐は死ぬ間際に桓騎の才覚を認め「秦国一の武将になれ」と言い残します。桓騎は落馬しそうな張唐の体を無造作に支えて死を見届けました。

張唐の遺言のおかげか、鄴攻略編では、少ない兵糧で飢え死にの危険があるにもかかわらず、桓騎は秦国のために奮闘しています。

王翦同様、桓騎が六大将軍を目指しているかどうかは不明ですが、戦いのセンスは抜群で、勝利のため汚いこともいとわないのですから、六将になれる資質があるのは文句なしでしょう。



蒙武(もうぶ)超絶パワーの特攻大将軍

蒙武は短く立った黒髪で太い首に漢気あふれる顔つきをした大男。

重そうな大きな円柱形の鉄隗をつけたバーベルのような棍棒が武器です。

バーベル棍棒を軽々と振り回して、敵をなぎはらい、ぺしゃんこに粉砕していきます。愛馬は岳氾(がくはん)。

蒙武は、圧倒的なパワーの武力を背景に武功を重ねていった秦国の大将軍です。秦の丞相・昌平君には「武を持って策を破る人物」と称されています。

けっこう早い段階から六大将軍の復活を政に上奏しています。

ただし、政は六大将軍復活を承諾していませんし(そんなことを決定する権力もその時はありませんでした)、黙殺されました。

合従軍からの防衛戦で第一功を挙げ、大将軍という地位にある蒙武。

かし、キングダム開始当時は、猪突猛進なところが魅力であり欠点でもある単純超絶パワー将軍という位置づけでした。

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王騎が総大将、蒙武が副将だった趙あいての馬陽戦で、猪突猛進ぶりを発揮し、趙軍を深追いしすぎて壊滅寸前までおいやられます。

救援にきてくれた王騎もろとも李朴の策略にはめられてしまい、大軍勢に囲まれてしまいます。

自分のミスで秦軍全体を窮地におとしいれた訳です。しかし、その窮地を愛馬岳氾のふんばりと持ち前の超パワーを駆使してからくも脱出。

深手を負った王騎が死ぬ直前、「俺のミスだ。許せ」ときっちり謝罪します。

この辺りが憎めないところですよね。

 

王騎からは「あなたの欠点はもう言うまでもありません。精進してね」と遺言されました。

その後の蒙武はパワーだけでなく知能、冷静さも徐々に備えるようになり、合従軍編では楚の大将軍汗明を討って、第一功をあげます。

そして秦国一番目の大将軍になりました。

すでに大将軍ですから六将に最も近いといえるのではないでしょうか。

 


信(しん)本能型成長株の五千将

黒髪ショートカットで吊り上った大きな目が特徴。細身だが十分筋肉がついており、子ザルから精悍な若い武将という風情がでてきました。愛用の剣は政からもらったものです。

また、王騎将軍の矛を受け継いでいます。

単純明朗な言動で、一途な信。

ともに暮らしてきた幼なじみの漂と天下の大将軍目指してチャンバラで腕を磨いてきました。

漂は無念にも死んでしまいますが、思いを引き継いで天下の大将軍に向かってまい進しています。

武力はかなりのもので、初陣では一人で敵陣に切り込み、味方の突破口をひらいたり、戦車隊を倒すなど、敵副将を追い詰めたりの大活躍で、初戦のみで一兵卒から百人将に抜擢されています。

しかし、知略はからきしダメで、武力突破で愚直に武功をあげていき、部下や仲間からの信望を集めています。

王騎の命で、敵将ふうきを討ち、王騎から飛信隊の名を与えられました

 

とても義理堅い面があり、人を惹きつける力があります。

弟せいきょうの陰謀で咸陽を追われた政を、自分の命が危うくなっても見捨てずに、咸陽まで連れ帰ります。政は国王ながら信の戦友になります。

大将軍の生き様を示してくれた六大将軍の王騎が深手を負い、敵の大軍を突破しなければいけないときは、王騎の馬に乗り込んで切り抜けました。

 

戦を炎でとらえる本能型の麃公(ひょうこう)の.そばで戦い、麃公が戦死した後は部下たちが飛信隊に進んで加わりました。

信も本能型武将として目覚め始めました。作戦をたてる頭脳派タイプの人材に乏しく、戦闘に勝てず行き詰まっていた飛信隊には信と長い付き合いの河了貂が軍師になります。

政と二人きりのとき、六大将軍復活を告げられ、政からは「必ず六大将軍の一席に入れ」と鼓舞され、信もヤル気満々です。

戦をするたびに成長する信。きっと将軍になるでしょうし、六大将軍になる可能性は高いです。

 


蒙恬(もうてん)文武両道の苦労人おぼっちゃま

キングダムでは、蒙豪(蒙恬の祖父)、蒙武(蒙恬の父)、蒙毅(蒙恬の弟)と蒙ファミリーは多数登場しますが、姿形はまったく似ていません。

お気楽で人見知りしない飄々とした性格。

秦では名門の蒙家出身というおぼっちゃまながら、元下僕の信にも最初から対等の存在として親しみを込めて接しています。その戦術や武勇は非常に優れています。

剣を使いますが、豪快で力任せな信と違い、柔軟で流れるような剣さばきです。

昌平君の軍師養成学校でも優秀さを発揮しています。

知略に秀でるだけでなく、馬を駆りながら敵を次々と打ち破る剣技も相当なもの。

登場時はすでに千人将格でしたが、修行のため信と同じ三百人将として戦場にでています。

その後順当に出世し、鄴攻略編では閼与を目指す王翦本隊に編成され、左翼大将の麻鉱将軍が討死したあと、総崩れとなった左翼を建て直すため血みどろになって奮闘します。

蒙恬の活躍で左翼は踏みとどまり全滅をまぬがれました。

これにより五千将だった蒙恬は臨時で“将軍”に任命され左翼全権限を任されています。

普段は柔和で飄々と戦闘を進めていますが、いざとなれば泥仕合も辞さない凄まじい戦い方ができるのが蒙恬の強みです。

 

蒙恬も六大将軍を目指しています。父の蒙武は六将入り確実と言われています。蒙家で二席を埋めることができるでしょうか。

知略・武勇に優れ、将として軍を統括する力も十分発揮していますし、信、王賁ら同世代五千将たちよりいち早く将軍格になりました。

キングダム秦の次世代武将三人のなかで一番六将に近いといえます。

 


王賁(おうほん)まじめ槍一筋の良家の若様

形のいい二重の目とすっきり通った鼻筋、品のある小さめの口をしています。背中に四本の細身の剣をさしていて、愛用の槍を戦場で肌身離さず持っています。

信より一つ年長で同世代のライバルです。

プライドが高い、良家の若様です。玉鳳隊を率いていて、部下のじいには「若様」と呼ばれています。

表情をめったに崩さず、笑ったところは見せたことはありません。

最初は下僕出身で貧相な身なりと装備で、泥臭い戦いをする信を完全に下にみていました。しかし、泥にまみれながら、戦功をあげていく信を、だんだんライバルと認めるようになります。

 

プライド高いだけの威張りちらした世間知らずの若様ではなく、人の働きを正しく評価できる目があります。

とても努力家で、槍の鍛錬を欠かしません。槍使いとしては達人で、速すぎて穂先の残像がいくつも見えるほどです。

槍の先が曲がってみえる、龍指という必殺技を持っています。

大事な戦局で、敵を槍で葬ります。

冷静で、大将には忠実です。臨機応変なところもあり、同年代ライバルで知略に秀でた蒙恬の策がよいとみると、協力して怪我だらけになりながら勝利に貢献します。

信の同年代ライバルとして、 六大将軍を狙う王賁。

今後ますますたくましく成長して将軍になるでしょうし、六大将軍になる資質も十分です。

 

まとめ

今回は六大将軍について詳しくまとめました。

新六大将軍は誰になるのでしょうか??上の六人は可能性が高いです。

他にも、羌瘣    飛信隊副長で剣技頭もキレる女三千将    かつての六大将軍王騎の副官で、王騎いわく「力はわたしと同格」などが候補にあげられます。

楊端和(ようたんわ)は秦国の武将ではなく山の民の王なので別枠扱いでしょうか。

キングダムには強くて魅力的な武将がたくさんいますので、どう展開するかが楽しみです。