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【ワンピース】エドワード・ニューゲートの悪魔の実&モデルについて詳しくまとめてみた!

この記事ではエドワード・ニューゲートについて詳しくまとめています。

特に以下の3つに焦点をあてて解説していきます。

  • エドワード・ニューゲートについて
  • エドワード・ニューゲートの悪魔の実&モデル
  • エドワード・ニューゲートの最後について

などエドワード・ニューゲートについて詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

エドワード・ニューゲートについて

エドワード・ニューゲートは白ひげ海賊団船長であり、マリンフォード頂上戦争にて戦死するまでは新世界に君臨する世界三大勢力の一つ「四皇」の一人でもありました。

その活躍は伝説化されており、かつて「偉大なる航路(グランドライン)」を始めて制覇し海賊王ゴール・D・ロジャーと唯一互角に戦った海賊であり、ロジャーの死後は最も海賊王に近い男として世界最強の海賊とも呼ばれていました。

本名で呼ばれるよりも通称である「白ひげ」で呼ばれる事が多く、白ひげ海賊団やその傘下の海賊達の事を息子と呼んでいた事から彼らからは「オヤジ」とも呼ばれています。

また、海軍の英雄とも呼ばれる海軍中将モンキー・D・ガープからは「海の王者」、ロジャーの息子でありニューゲートをオヤジと慕うポートガス・D・エースからは「この時代の名が白ひげだ」と言われる程に人々が慕いその強さを認める存在でもありました。

ニューゲートの故郷は世界政府への天上金を払えない為に世界政府非加盟国となっていたため貧しく、無法地帯となった島でした。

そこで孤児として育ったニューゲートは、子供の頃から腕っぷしが強かった為若くして海賊となり海へ出ています。

そうして生活していく内に、自分が財宝には興味がなく本当に求めているものが家族であると気付き、白ひげ海賊団を結成し船長になると部下達を家族と呼ぶようになりました。

ニューゲートを慕い集まる海賊達と共に海賊団は成長し、海で名を上げます。

同じく名を上げていたロジャーとは好敵手であり、ロジャーが海賊王と呼ばれるようになった後も共に酒を交わすこともありました。

ロジャーの死から偉大なる航路には「一つなぎの大秘宝」を求める海賊や無法者達で溢れ、偉大なる航路後半の海「新世界」の入り口でもある魚人・人魚族の住む魚人島・リュウグウ王国もまた海賊達の略奪により危機に瀕していました。

ニューゲートはそこに現れると、リュウグウ王国国王ネプチューンから受けた昔の恩を返す為ネプチューン王を友達と呼び、またリュウグウ王国を自分の「縄張り」として保護しています。(「縄張り」とは、各国の土地を白ひげがそう呼ぶ事により海賊達の略奪からその土地を守るための呼び名であり、白ひげの名を恐れる海賊達が手出しを出来ないようにするニューゲートの好意の事をいいます)

また、20代前半で王下七武海となっていたサー・クロコダイルはその勢いそのままにニューゲートに戦いを挑んでいますが、敗北したことが分かっています。

その後は世界三大勢力の一つ「四皇」と呼ばれるようになり、自分から大きな事件を起こす事もなく向かってくる海賊を蹴散らしながら「家族」と航海を続けていました。

その頃、海賊となり自ら「スペードの海賊団」を立ち上げ破竹の勢いで海を駆け上がり王下七武海の誘いさえ蹴ったエースもまた、ニューゲートに戦いを挑んでいます。

エースはニューゲートの代わりに戦ったジンベエと同等の戦いを繰り広げた後に倒れたものの、ニューゲートはその意気を気に入り白ひげ海賊団に迎え入れました。

それからしばらくした後、エースは白ひげ海賊団2番隊隊長になりましたが、その部下である2番隊隊員マーシャル・D・ティーチが4番隊隊長サッチを殺し船から逃亡する事件が起きます。

ニューゲートは嫌な予感を感じ止めたものの、エースは責任を感じ、更には親の顔に泥を塗ったティーチを許す事ができずにニューゲートの制止を聞かずにティーチを追うべく一人海へ飛び出してしまいました。

自分の左目に三本傷をつけた張本人であるティーチに対し昔から底知れぬ野心を感じていたシャンクスはそれを知るとニューゲートの前に現れエースを連れ戻すよう伝えましたが、
ニューゲートはそれを拒絶し話し合いは決裂しました。

その後、エースはティーチを見つけ戦闘を挑みますが敗北し捕えられ、ティーチが王下七武海に入る為の交渉として捕えたエースを海軍本部に差し出します。

エースは公開処刑になる事となり、海軍本部本拠地であるマリンフォードへとその身柄を移送されました。

仲間の死を絶対に許さないニューゲートと白ひげ海賊団、そして傘下の海賊達は海軍本部総戦力が集うマリンフォードへと集結し全面戦争がはじまりました。

後にマリンフォード頂上戦争と呼ばれるこの戦いでニューゲートは指揮を執り、エースを兄と慕うエースの義兄モンキー・D・ルフィや彼が引き連れて現れたインペルダウンの脱獄囚達と共に海軍を攻めますが、海軍大将・赤犬の口車にだまされた自分の部下、スクアードに不意を突かれ刺されてしまい怪我を負います。

しかしスクアードに対し「馬鹿な息子をそれでも愛そう」と抱きしめ決して憎む事をせず、スクアードを騙した海軍に怒りを向けたニューゲートは満を持して戦場へと足を踏み入れました。

すでに歳のせいで体は限界を迎えており、体調の悪化に加えての海軍の総攻撃により満身創痍になりながらも倒れず戦い続ける姿には、海軍将校たちですら恐怖を感じる程でした。

処刑されそうになるエースを救おうと覇王色の覇気を無意識に発動させたルフィに未来を見出したニューゲートは部下達にルフィの援護を伝えてもいます。

そして遂にルフィの手でエースは助け出され、彼らを逃す為にマリフォードを死に場所と選んだニューゲートによって一度は命を救われたエースでしたが、赤犬からニューゲートを貶す言葉を聞かされると逃げることを止め赤犬の前に立ちはだかり、その結果エースは赤犬に命を奪われてしまいました。

エースの死に涙を流し暴れるニューゲートもまた、度重なる海軍からの総攻撃と突然現れたティーチとティーチ率いる黒ひげ海賊団の一斉攻撃を浴び絶命してしまいます。

死ぬ間際に「一つなぎの大秘宝」は存在すると言い残し、無数の銃弾と斬撃、砲撃を浴びてもなお仁王立ちのまま亡くなったその背中に一切の逃げ傷はなく、まさに怪物の名をわが物としその生涯を閉じました。

亡骸は戦争を終結すべく駆け付けたシャンクス達によって引き取られ、ニューゲートの故郷にあるある島にエースと共に埋葬されました。

 

エドワード・ニューゲートの性格

少年時代に孤独であった過去を持ち、その反動で財宝よりも家族を持つ事を望んでいました。その為、自分の仲間達を「息子」と呼び何よりも大切に思う家族想いの性格をしています。

仲間殺しを禁ずる事を白ひげ海賊団の唯一無二の鉄の掟としており、家族同士で争うことを許さない事からもその家族を大切にする様子が伺えます。

その人柄に惹かれる人物も多く、敵である当時海軍総帥であったセンゴクや四皇・赤髪のシャンクスからも敬意を払われる程の人物でした。

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エドワード・ニューゲートの戦闘能力

悪魔の実の能力を使いこなし、覇王色の覇気も会得している人物であり、世界最強と呼ばれるにふさわしい戦闘能力を持っています。

また、戦闘には薙刀を使用しており、相手を軽々と吹き飛ばすこともできます。

その怪力ぶりも知られており、頂上戦争の時点でも巨大な船や巨人族による攻撃を片手で止め、海軍本部三大将とも渡り合うなどその全盛期よりは劣ったとしてもその怪物ぶりは衰えていませんでした。

ロジャーの好敵手として戦った全盛期の戦闘能力は作中で登場しておらずその頃の力は未知数となっています。

 

エドワード・ニューゲートの悪魔の実

超人(パラミシア)系グラグラの実の能力者であり、震動を自在に操ることのできる地震人間です。

揺らせるものは大地、海のほか大気などありとあらゆるものとされており、「世界を滅ぼす力」とまで称される超人系悪魔の実の中でも最強クラスの攻撃力を誇ります。

 

エドワード・ニューゲートの必殺技

技名のついた必殺技はありませんが、主に5つの技で攻撃しています。

・大地を揺らし、地震を起こす
・海を揺らし海震を起こし、それにより津波を引き起こす
・大気を揺らす事により大気にヒビを発生させ、強力な衝撃波を発生させる
・薙刀に震動を纏わせ、それを振り下ろす事により巨大な衝撃波を発生させる
・相手の体に直接震動を叩き込む

など、敵だけでなく能力を使った周辺の広範囲を巻き込む技を使うことが出来ます。

 

エドワード・ニューゲートのモデル

ワンピースの作者である尾田栄一郎先生がよく行く飲み屋の店長がモデルになっているという話は有名なようです。

その店長の口癖が「バカやろう」「あほんだら」「ハナったれとは話したくねえよ」であるらしく、ニューゲートもこの言葉を発しています。

そしてもう一人のモデルとして上がるのが「エドワード・ティーチ」という人物です。

史上最強の海賊、最も凶悪な海賊として、パイレーツオブカリビアンなどにも登場する有名な海賊になります。

また、ニューゲートという名前はイギリスの歴史上最も凶悪な監獄の名前でもありその二つをかけあわせてエドワード・ニューゲートの名前になったそうです。

エドワード・ティーチは「黒ひげ」の異名を取った海賊でもあり、ワンピースに登場するマーシャル・D・ティーチのモデルでもあるようです。

白ひげと黒ひげのモデルが一人の人物であると考えると、二人の対立を表すための表現としてとても面白く思います。

 

エドワード・ニューゲートは本当に死亡したの!?

ワンピースでは人の死を感じさせる表現があっても実際に描写として書かれることは少ないです。

しかし、ニューゲートに関してははっきりと最期のシーンが描かれています。

ロジャーを筆頭として作られた前の世代が終わり、新しいうねりとともに新時代が始まることを表す為の場面でもあると考察も出来るので、ニューゲートの死亡は物語に必要なものであり生きているという考えは難しいように思います。

 

エドワード・ニューゲートの復活はありえないのか!?

エースには復活説が噂される事もありますが、ニューゲートの復活説はあまりありません。

トキトキの実という未来に行ける悪魔の実の存在が明らかになっているので何らかの方法で死んだとされる人物が復活することも可能だと思われます。

ですが、新しい時代が始まっているという中での復活は現実的にないのではないでしょうか。

 

今後のエドワード・ニューゲートについて考察してみた!

ニューゲートの死亡や復活は物語の中で重要な意味を示しており、今後実際に登場することは少ないように思います。

しかし、ロジャーの見つけた「一つなぎの大秘宝」がまれに噂される過去や未来を行き来できる何かであるのなら、など今後全く登場しないとは言い切れません。

白ひげ海賊団1番隊隊長のマルコの再登場もありましたし、回想の中での登場は考えられると思います。

 

まとめ

今回は時代を作った大海賊、「白ひげ」エドワード・ニューゲートについてまとめてみました。

家族を大切にする人柄と、家族の為なら世界を滅ぼす程の力を躊躇わず発揮する激情、そして家族を守る為に自分を懸けられる愛情の全てを持つ人物であり、亡くなってからもいまだに人気が衰えない人です。

そして一切の逃げ傷のない背中にはただただ凄さばかりを感じてしまいました。

今後の登場はあるのでしょうか??

これからの展開で白ひげに関わった人たちの姿でも見られる事を楽しみにしています。