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【はたらく細胞】マクロファージについて徹底解説!本当の正体は単球!?

この記事ではマクロファージについて徹底解説しています。

特に以下の3つについて詳しくまとめています。

  • マクロファージって何??
  • 4つの役割について
  • 単球の正体はマクロファージ??

などマクロファージについて詳しくまとめましたので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

マクロファージとは!?

マクロファージは白血球の一種です。

抗原情報を見つけ出したり、死んだ細胞や細菌を片付ける役割も担っています。

その為、作中ではほうきを持っていることが多い。

細菌や抗原を見つけた際の攻撃能力は最強の部類に入ります。

それ以外にもマクロファージはいくつもの役割があり、赤芽球の育成の為に骨髄にある保育園で先生を務めている者も存在する。

白いエプロンドレスを着用しており、メインで登場するマクロファージは戦闘時に大きななたを使って戦っている。

その他のマクロファージも同様、鈍器を持っています。

 

マクロファージの役割

 

細菌を殺す

普段はティータイムを楽しんだり、赤芽球の育成をするマクロファージを見ていると、いつも笑顔で穏やかな性格に見えるが、細菌を見つけると他の白血球同様容赦がありません。

持っている武器は大きななた等、鈍器を持っており黄色ブドウ球菌には「鈍器を持った強い細胞」として恐れられています。

メインのマクロファージは大きななたで戦い、なたを振り回すだけで周りに居たウイルスが大量に倒されていたり、がん細胞の回では、転移しようとしているがん細胞に向けて鉈を投げ「頭を狙ったのに、はずしちゃったわね」と言うシーンもある。

単球の姿では、細菌を殴って排除している所から恐らく素手でも戦えそうであるが、マクロファージの姿でのその描写は見られていない。

優雅な姿とは裏腹「力技でゴリ押すわよ」という台詞からも、とても力が強いことが分かります。

その強さは、常に訓練をしているキラーT細胞達からも敬語で話しかけられる等、キラーT細胞達からも一目置かれていることがわかる。

 

死んだ細菌を片付ける


体内に侵入した異物を捕食して消化する役割があり、掃除屋の役割があるということからか、ほうきを持っているシーンも見られる。

白血球(好中球)のように思い切り細菌やウイルスに噛り付いている描写は無いが、がん細胞の回で栄養を大量に運ぶ赤血球3803番が、土手のような景色の場所でマクロファージと行き合った際、赤血球3803番と会話をしながらマクロファージが鍋で何かを煮込んでいるのだが、一見普通の料理をしているだけのようにしか見えない。

 

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しかし、よく見てみると鍋からは細菌の手のような物が出ており、この描写が本作でのマクロファージの食作用であることが分かる。

鍋から手が出ているシーンはアニメでは一瞬しか映らないので、鍋から出ている手を見なければ周りに並んでいる食材を見る限りだと野菜などの食材が並んでいるように見え、通常の料理をしているようにしか見えないが、それを知ったうえで笑顔で鍋をぐつぐつ煮込んでいるマクロファージを見るととても恐ろしく思える。

 

敵の侵入をヘルパーT細胞に伝達

抗原情報の提示をする役割も担っているマクロファージは、インフルエンザの回では苦戦している白血球(好中球)1146番と、ナイーブT細胞の前に現れ助けた後、インフルエンザウイルスを手で掴みながら抗原の情報を確認していた。

白血球達の所持しているトランシーバーと似たものを所持しており、樹状細胞へ情報を伝達している場面であり、その後、樹状細胞からヘルパーT細胞に伝えられている。

この伝達が無い事には、ヘルパーT細胞から指示を受けて出動するキラーT細胞の出動が出来ない為、ウイルス侵入時に体内の戦闘力を上げる為には欠かせない重要な役割である。

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赤芽球の育成

赤芽球と骨髄球の回では、マクロファージが先生をしており、骨髄に存在する赤色骨髄という保育園のような場所で赤芽球の育成をしている。

細菌を片付ける時同様、大きな地図を前にしている赤芽球達に笑顔で「しっかり覚えましょう」と言うなど、教育場面でも容赦ありません。

 

マクロファージの活躍場面

マクロファージの見どころは、やはり高い戦闘力を誇ることである。

しかし、細菌が現れた時にはほとんど白血球(好中球)が駆けつけていることから、苦戦している所にヒーローのように駆けつけることが多いです。

マクロファージが苦戦しているシーンは作中には今の所見られておらず、何事も無かったかのように次々と細菌を倒していく。

 

戦闘時は返り血を浴びても物ともせず戦い続けているが、白血球(好中球)が怖い顔をしながら戦っているのとは異なり、戦闘時も笑顔だからなのか、それとも赤血球が前駆細胞の赤芽球時代にお世話をしていたのがマクロファージだからなのか、白血球(好中球)とは違い、特に赤血球達から恐れられているシーンも作中には出ていない。

作中での登場は、道に迷っている赤血球3803番が脾臓に入り込んでしまった時に「ここは脾臓よ」と言って登場しているが、その場面での活躍は特に無く、本格的に登場してくるのはインフルエンザウイルスからである。

その際も、先に戦闘していた白血球(好中球)1146番と、怯えていたナイーブT細胞の元に現れ、苦戦していた所を助けている。

インフルエンザの回では、最終的には活性化したナイーブT細胞が大きな活躍をしてインフルエンザウイルスを倒していたが、ここに至るまでにマクロファージが抗原情報を確認し、提示した事で戦闘員であるキラーT細胞が動員される等、マクロファージは戦闘だけでなく細かい所でも活躍をしている。

 

マクロファージの本当の正体は単球??

単球は全白血球の約7%を占める細胞で、他の免疫細胞同様、生体防御に関与しています。

またマクロファージは貪食や遊走も可能。

マクロファージが元は単球の姿をしていたというのが判明するのは、黄色ブドウ球菌の回である。

赤血球3803番が、体内に侵入してきた細菌に追いかけられ、行き止まりまで追い詰められていた所に颯爽と登場した単球。単球の姿で初回登場した際には鈍器を持っておらず、殴って戦っている事から鈍器を所持していなくても強いことがうかがえます。

防護服にガスマスクを付けたような服装をしている為か、会話をしようとしても「コーホホー」という音しか聞こえず、助けてもらった際のお礼を言った赤血球3803番も困惑していました。

その後、以前侵入した時よりも攻撃力を増していた黄色ブドウ球菌に苦戦していた白血球達の元に駆け付けるが「何よアンタ」と言っている黄色ブドウ球菌にも「コーホホー」という音しか聞こえない単球達に困惑している。

この頃は既に鈍器を持っており、ブドウ球菌と戦う為に血管の外に出た単球達はマクロファージに姿を変えるのだが、この事を作中では衣装チェンジと言っていた。

マクロファージと単球の関係を聞こうとした赤血球3803番に、乙女の秘密と言うことでまとめている。

走り去るシーンや、足湯でうたた寝をしていたり、その後ドリンクの様な物を飲むシーン等、単球時の動きはとてもコミカルに描かれています。

 

まとめ

今回はマクロファージについて詳しくまとめました。

マクロファージは、強い戦闘能力から、戦っているシーンで登場することが多いが、担っている役割が多くサポート面でも多く活躍しています。

単球の時にはコミカルな動きをしたり、マクロファージに衣装チェンジしてからも単球の時の合図を出してみたりする等、マクロファージの姿では優雅なお姉さんで描かれているシーンがほとんどだが、おちゃめな部分も多いことがわかります。