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【ワンピース】青キジの本当の目的は!?改めて必殺技をまとめてみた!

この記事では青キジについて詳しくまとめています。

  • 青キジについて
  • 青キジの悪魔の実&必殺技
  • 青キジ今後について考察!

など青キジについて詳しくまとめていますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

 

青キジについて

青キジは本名をクザンといい、以前は世界の均衡を守る世界三大勢力の一つ海軍本部にて海軍本部最高戦力と言われた大将の任についていた人物です。

20代にして海軍本部中将の地位にあった実力者であり、22年前に考古学の島オハラを襲撃したバスターコール(海軍本部中将5人と軍艦10隻という大戦力によって無差別攻撃を行う攻撃の事です)にも参加していました。

(オハラとは、かつて西の海(ウェストブルー)にあった島であり、世界中の資料が集められた図書館があり、多くの考古学者が集まる島でもありました。歴史の調査を主に行っており、世界政府により禁止された「空白の100年」の歴史や「歴史の本文(ポーネグリフ)」の研究をしていた事により世界政府より攻撃を受け壊滅しています。)

その際には海軍を裏切り捕えていたオハラの考古学者ニコ・オルビアを逃がし、更にはオルビアの娘であり8歳にして考古学者になっていたニコ・ロビンをオハラを襲うバスターコールから逃がそうと奮闘した親友でもあったハグワール・D・サウロに攻撃をしています。

その時に、共に攻撃に加わっていたサカズキ(後の海軍大将であり、現在は元帥)が一般人が乗る避難船さえも攻撃し沈めてしまった姿勢に驚愕し、サウロを悪魔の実の能力で氷漬けにしたものの海軍の正義に疑問を持つようになます。

そしてサウロが必死に逃がそうとしていたロビンがオハラから脱出する手助けをしました。

その後、それまで掲げていた「燃え上がる正義」から「だらけきった正義」へと掲げる正義が変わっています。

 

時は経ち海軍大将の地位に就き青キジの名前で呼ばれるようになった後、ロビンが麦わらの一味に加わった事を知ると偉大なる航路(グランドライン)にあるロングリングロングランドにて麦わらの一味に接触を図りました。

モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味の成長する速度やニコ・ロビンがかつていた組織が全て壊滅している事に脅威を感じた青キジは麦わらの一味をせん滅する為に彼らと交戦し圧倒。

ルフィが青キジに一騎打ちを申し込みそれを受け、ルフィを氷漬けにすることで圧勝しましたが、一騎打ちを受けた以上はルフィ以外の一味に手を出せば自分の恥になる事、そして麦わらの一味が元王下七武海サー・クロコダイルの企てた砂の王国アラバスタの乗っ取りを阻止したことに対する恩返しとしてルフィ達をその場は見逃しました。

しかしロビンが歴史の本文を読める事で古代兵器復活の可能性もあるとして危険因子であるロビンを放ってはおけないと考えた青キジは、世界政府の諜報機関CP9の長官であるスパンダムへバスターコールの発動権限を与えてロビンを確保するよう指示します。

CP9はロビンを捕え司法の島エニエス・ロビーへと連行する事に成功しましたが、ロビンが連れ去られた理由を知った麦わらの一味はロビンを追いエニエス・ロビーに現れると、世界政府の旗を撃ち抜き世界に宣戦布告をしたほか、エニエス・ロビーに控えていたCP9のメンバー全てを打ち破るとロビンを取り戻し逃げ切ります。

それを確認した青キジは完敗を宣言しました。

ロビン救出後、水の都ウォーターセブンへと戻った麦わらの一味はロビンが戻った事により宴を開いていましたが、そこに現れた青キジはロビンと密かに会話を交わすと、麦わらの一味にロビンが定着した事、そしてオハラの意志がまだ生きており、親友であったサウロがロビンを逃がした事が世界にとってどう動くのか動向を見張る事をロビンに告げるとその場を去っています。

 

その後起きた、白ひげ海賊団2番隊隊長ポートガス・D・エースの処刑をめぐった白ひげ海賊団と海軍本部総戦力とのマリンフォードでの頂上戦争にも海軍本部三大将の一人として参加しています。

白ひげ海賊団3番隊隊長であるジョズの片腕を氷漬けにして奪ったほか、エースの義弟を名乗りエースを救うべく頂上戦争に参戦したルフィとも交戦しました。

白ひげとエースの戦死という結果で幕を下ろしたマリンフォード頂上戦争後、その当時の海軍トップである元帥であったセンゴクは元帥を引退する事を宣言し、後任に青キジを推薦しています。

しかし世界政府上層部が海軍本部大将・赤犬(サカズキ)を推薦した事により、正義の為であれば一般人ですら攻撃する強硬姿勢をとる赤犬が元帥になる事に反対した青キジは赤犬と決裂し、パンクハザードという島で元帥を掛けた10日間にも及ぶ決闘が始まりました。

その末に青キジは敗北し、重傷を負った青キジに情けを掛けた赤犬により止めは刺されなかったもののそれが原因で青キジは海軍を抜けています。

 

海軍を去った後、超ペンギンのキャメルと共に旅をしている事が判明したのは頂上戦争から2年後の事です。

パンクハザードに辿り着いた麦わらの一味がルフィと同じく最悪の世代と呼ばれる11人の億越えルーキー海賊の一人であったトラファルガー・ローと同盟を結び、そこに密かに隠れ住んでいた元世界政府の科学者シーザー・クラウンと対戦しシーザーを捕え、パンクハザードから出航した後でその姿が再登場しています。

パンクハザードには麦わらの一味達と共にシーザーと戦った海軍G-5支部と支部の中将を任されたスモーカーがまだ残っており、シーザーと取引をしていた王下七武海の一人ドンキホーテ・ドフラミンゴがシーザーを取り戻すべくパンクハザードに襲来し、スモーカーは殺害されかけます。

そこに現れた青キジはドフラミンゴからスモーカーを助けました。

海軍を抜けた後「新世界の闇」に繋がっているのではないかと示唆された青キジでしたがそれに事をせず、スモーカーの無事を確認した後でその場を立ち去りました。

さらにその後、麦わらの一味がドレスローザにてドフラミンゴファミリーと対戦した際には、青キジが白ひげから能力を奪い更に他の能力者たちから能力を奪う「能力者狩り」に精を出す黒ひげ海賊団と何らかの繋がりがあることも判明しています。

 

青キジの性格

かつては海軍の正義を信じ職務を遂行していましたが、オハラの事件の後は正義の在り方に苦悩するようになり、その悩みを経て確固たる信念をもって「だらけきった正義」をモットーとするようになります。

その結果つかみどころのない性格となり、普段の生活もだらけるようになりました。

ただし、世界政府が敵とみなしたオハラの生き残りであるロビンを逃がしたり、恩義の為に海賊であるルフィ達を見逃したりと自分の正義を信じ一本筋の通った行動をする様子も見受けられる人物です。

 

青キジの戦闘能力

悪魔の実の能力者であり、武装色と見聞色の扱う事ができます。

海軍本部で3人しかいない大将の地位に若くして就いている事からもその基礎的な能力の高さが伺えます。

世界最強の海賊である白ひげが率いる白ひげ海賊団で隊長を務めていた悪魔の実の能力者でもあるジョズを氷漬けにして片腕を奪うという芸当も、相当な戦闘能力がなければなせないものと考えられます。

 

青キジの悪魔の実

自然(ロギア)系ヒエヒエの実の能力者であり、自分や周囲、触れた物を一瞬で凍らせる事が出来る能力を持ちます。

全身から凄まじい冷気を放つ事が出来る他、氷で武器を作り出し攻撃したり、海すら凍らせてしまう事もできます。

敵を凍らせればたやすく割り砕く事も出来、悪魔の実の能力者の弱点である海も瞬時に凍らせる事が出来る事から弱点らしい弱点が見当たりません。

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氷のため他の自然系悪魔の実であれば出来る攻撃を受け流すという事はできませんが、自身を氷に変えれば砕かれてもまた再生する事が可能です。

覇気を纏った攻撃以外は物理的ダメージを与える事が難しいとされています。

 

青キジの必殺技

 

氷河時代(アイス・エイジ)

海や大地に手を付ける事で広範囲を一瞬で凍らせる事の出来る技です。

の範囲にあるものや居る人物は全て氷漬けにされてしまう他、海を凍らせてしまえばその上を歩行する事も可能です。

 

アイスサーベル

千切った草などを凍らせることで氷の剣を作る事が出来る技です。

 

アイスタイム

相手に触れた部分から直接冷気を送り込む事で相手の全身を凍らせてしまう技です。

凍らされた後に砕かれてしまえば、その相手は即死してしまいます。

 

アイス塊(アイスブロック)

氷の塊を作り出す技です。

ありとあらゆる造形が可能であり、矛を形どれば「両棘矛(パルチザン)」、巨大な雉を造形してその口ばしで相手を貫く「暴雉嘴(フェザントベック)」などの攻撃が可能になります。

 

アイスタイムカプセル

掌から冷気の弾丸を放ち、それが当たった相手を瞬時に凍結させる技です。

 

アイスBALL(アイスボール)

冷気で相手を包み込み、球状の氷塊を作り出して閉じ込める技です。

アイスタイムとは違い距離の離れた相手にも有効ですが、内側から割られると脱出を許してしまうというデメリットもあります。

 

青キジのモデル

青キジのモデルは俳優の松田優作さんだと言われています。

顔自体も似ているようですが、何よりもサングラスや髪形、帽子などのパーツ部分が松田優作さんとそっくりなようです。

 

青キジの目的は!?

現在、黒ひげ海賊団に加担しているとされる青キジですが、ドレスローザでは黒ひげ海賊団のメンバーであるバージェスが青キジを「信用できない」と言っている描写もありました。

しかしパンクハザードで会話を交わしたスモーカーには事情をある程度は打ち明けている様子で、その際スモーカーは「なら、いい」と納得した様子も見られた事から完全な黒ひげ海賊団の仲間となったわけではなく、これまでに自分が掲げてきた正義の定義を変えたわけではない事が伺えます。

青キジの目的とは何なのか、そのヒントとなる言葉がパンクハザードにてスモーカーに告げた「海軍に所属していなくてもできる事がある」という事、そして「俺は俺よ」という言葉にあるのではないかと思われます。

オハラのバスターコールにも参加していた青キジからすれば、もしかしたらオハラが調べていた空白の100年の歴史の何かを知っている可能性もあります。

その歴史を隠す事が世界政府に都合のいい事であり、それを知っただけの市民に被害が行く事を自分の正義が許さず、海軍に所属せずにいる事で逆に市民を守ろうとしているのではないでしょうか。

そしてもう一つ考えられる目的が海軍元帥・サカズキの暴挙を食い止める目的で黒ひげ海賊団と関係を持っているという事です。

今や四皇であり誰よりも海賊らしい海賊と言える黒ひげは、世界政府が危惧する程の力を持っています。

サカズキをはじめ世界政府をけん制する目的があるとするならばこれ以上適役の隠れ蓑はないのではないかと考えられます。

どちらにしても現在の青キジの目的は、世界政府や海軍本部の暴走から市民を守り世界政府に一矢報いる事のように考察できると思います。

 

今後の青キジについて考察してみた!

今は黒ひげ海賊団に与しているようですが、方向性からすると革命軍と同じ考えのようにも考えられる事から、今後は革命軍に所属する事も考えられます。

黒ひげ海賊団のしている事はどう考えても市民に恐怖しか与えていないように思われる事から青キジの正義とは違うように思われます。

いずれは黒ひげ海賊団を倒す算段を立てる事も考えられるのではないでしょうか。

その際に手を貸すのは、黒ひげ海賊団に元々の本部を壊滅させられた革命軍や黒ひげに因縁のある赤髪のシャンクス、または義兄のエースが死ぬきっかけを作った相手でもある事からルフィ達が関わってくる事も考えられます。

 

まとめ

今回は現在の動向があまり出てきていない元海軍本部大将・青キジについてまとめてみました。

目的なども分からない事から完全に謎の人物となっていますが、敵にはならないように思われます。

今後の登場で今の立場が少しでも分かる事を楽しみにしています。